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ありがとうギタリスト Jim Hall

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    ジャズの巨匠、偉大なジャズギタリストであった
    Jim Hall氏が83歳にて死去しました。

    世界中のあらゆるジャンルのギタリスト、
    ジャズファンにとっても、残念なニュース。

    特に、ジャズギターの世界においては重要な音楽的先導者が亡くなった
    ということになるだろう。


    ぼく自身にとっても、偉大すぎて、いつでも予想を超える
    マジックを見せてくれる、ほんとうの意味でのギターヒーローでした。

    心からご冥福をお祈りいたします。


    ジム ホールのギターは知的で、ふくよかで、歌心に溢れていて、
    それでいて難解で、同時に非常に単純でもあった。

    月光のビームを思わせるそのサウンドは、静寂に満ちていて、
    日本人の侘び寂びといった古来の価値観にもマッチするものだったと思う。

    日本においても人気が高くて、クラシックの名曲を取り上げた
    「アランフェス協奏曲」をはじめとして、

    その音数が少なくて、間を活かした高い音楽性や、マイナーの
    感覚をたくみに表現しうる卓越した表現力は、一般のジャズファンにも
    かなり受け入れられていた。

    そういった間を活かした感覚は、過去や現在のギタリストにおいても
    もはや求められないオリジナルなものだ。

    実は、
    ジム ホールと言えば、最初に聴いたときは正直あまりピンと来なかった。

    たとえばこんな思い出がある。

    ちょうど20代前半の頃、ぼくは福岡のジャズ喫茶のコンボで店員をしていた。


    ジャズギターを勉強始めて間もない頃で、そのころはウェス・モンゴメリー
    やグラント・グリーンなどのプレイヤーに
    一辺倒で(いまでも大好きだが)、
    、まだコンテンポラリーなジャズには疎いリスナーであった。


    コンテンポラリーなジャズギターの開祖と言えばジム・ホール
    であるとの評価はもう当時から高くて、パット・メセニーや、ジョン・スコフィールド
    も、彼の影響下にあるとされていた。

    しかし僕にはなかなか上記の2巨匠ほどには、ジムのギターの魅力を
    感じ取ることができなかったのだ。

    ある日、お店に来てくれたあるギタリスト〜ジム・ホール好きを公言して
    はばからない先輩有名ギタリストの方に、僕は言ってみた。

    ジム・ホールって何か..普通ですよね...

    すると先輩曰く、「そう普通なんだけど、いちばん変でもあるんだよ...」

    先輩の何気ない言葉に、ばくはなるほどと、腑に落ちた気がして、
    そのあたりからだんだんとジム・ホールのギターの良さが身にしみてきたのだった。

    つづく

     

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