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Jimi Hendrixの4枚目のスタジオアルバム

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    季節はいよいよ春ですが、それとは関係なく最近はまっています。そうジミ ヘンドリックスの音楽です。
    生前ジミは、公式にはスタジオ録音を3枚とライブ録音を一枚発表したのち、
    4枚目となるスタジオアルバムを制作中の1970年に亡くなってしまいました。

    その後たくさんの未発見録音やライブ録音が発掘されて、やがては生前出たものの倍以上のアルバムが市場に出回りました。
    やがて遺族が音源を管理するようになり、1997年に、彼が亡くなるまで4枚目のスタジオアルバムとして構想していた作品が、当時からジミと一緒に仕事していた有名なスタジオエンジニアのエディ クレマーらの手により編集されて世に出ました。

    First Rays of the New Rising Sun

    という作品がそれです。タイトルも彼の生前のメモから来ているようです。
     
    本来はこうした未発見物は、アーティストの意向とは言えない部分があり、
    少し眉に唾つけて鑑賞しなければと私は思いますが、アーティストが多作家で音源をたくさん残していれば、マイケル ジャクソンなどと同様に
    かなりのセールスが見込めることから
    、たくさんリリースされる事になり、おそらく誰にも止める事はできないでしょう。
    私がジミの音楽にハマりだしたのは、高校生の頃ぐらいからだったと思います。
    大学生の頃は、先輩のギタリストの中にひとり、トリオでジミの曲を半分はギャグ的に
    真似をして演奏する方がいて、
    当時の私にはとても無理でしたが、

    やろうと思えばやれるんだなと思って、自分なりに彼の演奏を通してジミに親しみ、

    またギタートリオでの演奏の仕方なんかを学ばせていただいたように思います。
    まだ20代の頃は、ジミの音楽にハマりつつも、どこか難解な気もしてもうひとつ
    理解できない面も感じていましたが、時を経るにつれ、

    彼の途方もないインプロビゼーションや、作曲の見事さに、あらためて素晴らしさを感じています。
    前出のアルバムですが、First Rays of the New Rising Sunこれを聴いてみて、
    依然私が聴いていたテープに聞き覚えのある曲がたくさんありましたので、

    調べてみると70年にジミが亡くなったあと数ヶ月後に出された Cry of Love という作品に
    すでに多く納められていたものだと分かりました。
    いつの間にかそのテープは無くなっていて、
    今回何十年ぶりに聴き返した事になる訳ですが、録音もマスタリングも素晴らしくて音が良いので、
    ジミのギタープレイや作曲にに改めて焦点が当てられていて、
    聴く価値が大いにあると思います。

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