アトランティック・レコードが創立65年を迎えて、同社のソウル名盤がリマスターされ
オール1,000円で再発されるそうです。
Atlantic Recording Corporationは1960年代にソウルミュージックやジャズで隆盛した、
アメリカの有名なレコード会社ですね。
すばらしいミュージシャンとプロデューサーが在籍していて、たくさんの名盤を生みました。
アメリカ北東部のモータウンレーベルに対して、こちらは主なところでは、
南部のサザンソウルの音楽をたくさん紹介してくれました。
レイ・チャールズ、ブッカー・T&ザ・MG's、ジェームス・ブラウン
アレサ・フランクリンなど錚々たるミュージシャンたちです。
ぼくが慣れ親しんできたアトランティックレコードの作品というと、真っ先に上げたいのは
上記のアレサ フランクリンの作品"Aretha Now"ですね。
アレサはアメリカを代表する歌手です。ローリングストーン誌が
選んだ20世紀を代表する偉大な歌手の第一位に、彼女が選ばれていました。
"Aretha Now”はまだ初々しさの残る若い頃のアレサの名盤のひとつです。
このレコードは同レーベルの看板プロデューサーのジェリーウェクセラーがおり、アレンジャーには
トム・ダウト、アルフ・マーディンが入っておりすばらしい彼らの仕事ぶりが聴けます。
このレコードでベースを担当しているグルーブマスターのJerry Jammotのベースを是非聴いてください。
彼が、彼のベースラインによってどうグルーブを作り、どうコードとコードを繋いでくのかを。。
すばらしいです。
このレーベルには、他にも偉大なシンガー達がたくさん在籍してたくさんレコードを作って
きました。レイ・チャールズ、サム&デイヴ、アーサー・コンレイ、ウィルソン・ピケット
ソロモン・バークや、どのシンガーも南部の香りを感じるすばらしく力強いシンガーばかり
です。
そんなシンガーたちの作品が1,000円で聴けるのですからこれはお買い得ですね。
ぼくも彼らの歌や演奏にまたじっくり浸れることをとても楽しみにしています。