アニくんはどんな猫だったのか(アニくんの地震歴)

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     アニは大きな地震にけっこう縁があって、
    生前2度も、震度5以上の地震を経験しました。

    彼が生まれた翌年の
    2005年には、福岡のM7.0クラスの地震"福岡県西方沖地震"に遭遇し、

    震源から20キロと離れていない福岡は天神のマンションの8階で、私と妻といっしょに
    震度6弱の強い揺れを経験しました。

    そして数年後に、アニは私達とともにジャンボ機に乗って上京し、

    福岡の地震の6年後、2011年にはあの"東日本大震災"を
    東京は調布市の、築40年のビンテージマンション(要するに古い)
    の6階にて経験しました。

    震度は調布あたりで5度弱と言われてるようです。

    まあ、飼い主としては、こんなに大きな地震をまるで
    追いかけるように引越してきて、
    連れ回してきたことは、本当に申し訳ないとしか言えないです。


    これだけでも、ただでさえ短い寿命をさらに縮めるには十分でしょう。

    上記二つの地震を、幸運にも?アニと一緒におなじ部屋の中で経験した私が、
    アニへの考えられるダメージをもとに、比較してみることにしましょう。


    揺れ方としては、震源からも近く、震度も6弱というかなり強い揺れだった
    "福岡県西方沖地震"のほうに軍配が上がると思います。

    横揺れに加えて、かなり強い縦揺れもありました。
    マンションの8階でしたのでよく揺れて、本棚やテレビも倒れました。

    アニは、その瞬間、全速力で部屋を走り回っていました。
    やはり地面が突然大きく揺れるというのは、猫にとってもかなりのショック
    のようです。

    とりあえず大きな揺れの中、妻とアニを目で追いかけて、どちらも物の下敷き
    になったりしていない事を確認して、事なきを得たのでした。

    アニはしばらくの間、自分で安全が確保されるまでの間、物陰に身を潜ませて
    出てきませんでした。ガタガタと腰が抜けていたかのようでした。

    福岡の商業的中心である中央区は、けっこう被害が出ていて、
    我々のいたマンションからほど近い、天神の中心にあるビルのガラスが
    上階から大きく落下してきたり(たまたま人通りがなく、けが人がでなかった)

    塀の壁が倒れて亡くなられた方もいた。また場所によっては、
    新築に近いマンションに大きなダメージが出て、住めなくなったり
    もしていたと思う。
    我々がいたマンションも2階部分のコンクリートの
    ひび割れ等はすごいものがあった。

    お店などの被害も多く、その日を境にクローズに追い込まれた飲食店もかなり
    あったようです。


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