先日、テナーサックス奏者の清水賢二さんと横浜の”しえりる”
で演奏してきました。
1年以上ぶりの共演だったと 思います。
(近藤コンディさまの写真から拝借させて頂きました)
清水さんとは、かれこれ10年以上前、
私が福岡で演奏を始めた頃から、ジャズのセッションでご一緒したり、
私のリーダーライブでボサノヴァの伴奏をやって頂いたり、
いつも共演がとても楽しみな、素晴らしいミュージシャンです。
私のファーストアルバム”あおさぎ”でも参加して頂き、
私にとって大切な、フェイバリットな共演の記録として残されています。
今回は、もともとデュオでの演奏の予定だったのですが、
遊びに来ていただいた素晴らしいミュージシャン達との
共演となりました。
ドラムのなりしげ ひろしさんと、横浜のベーシスト、コンディさんです。
素晴らしい共演者に囲まれて久しぶりにドキドキ!興奮しました。
あらためてアコースティックジャズの可能性に気づかされました。
またぜひやりたいです。
さて、今回は清水さんの新しいアルバムを紹介させてください。
もう何枚目になるのでしょう、5枚以上はあるはず。
音を通して自分を表現しつづける〜表現者としてとても意欲的な姿勢に
あたまが下がります。
タイトルは”ジャパニーズスタンダーズ”
とても面白い企画で、曲はなんとすべて、日本のテレビを通してお茶の間に広まり
昭和、平成を通して我々の身体にしみこんだあまりに有名すぎる
ポピュラー曲ばかりです。
一曲目から、水戸黄門のテーマです(^^; そうあの”じーんせい楽ありゃ♪
です。これがジャズになってます。すごいですね!
笑っていいとも!のテーマもあります。およげたいやきくんも..
あたらしいところでは、AKBや、宇多田ヒカルさんの曲もあります。
渋いとか、玄人ごのみの仕事ではありません。
しかし、清水さんはこれらのポピュラーソングたちを
あくまでジャズとして曲を扱い、すこしひねりを加えて料理して、ちょっとの
ユーモアを持って、長年慣れ親しんだ仲間たちと演奏しています。
決して奇をてらっている訳ではないようです。
原曲からずいぶん離れてるなあ とか、これがあの曲なのか
そういうことでもなく、
誰が聴いてもすぐにあの曲だと判るようになっています。
しかしジャズにしか聴こえないという、まあ絶妙の距離感とでもいいましょうか?
ぜひ皆さんに聴いて頂きたいです。
こんな風に何気なく、さらりと表現してみたいものです。
ご自身がパイロット版をアップしていたので、リンクしておきます。
Amazonでも買えるようなので、ぜひ買ってきいてみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=7DKCmjG25aI